42.高知の旅
2017.10

四国遍路を終えて5年ぶりの高知の旅です、今回は夫婦旅

秋の紅葉には少し早い気もするがひと月前からホテルを予約、いざ当日はと云えば天候が最悪...!
でも気を取り直して何とかなるさ...。山陽道を経由瀬戸大橋、高松道、高知道。
時間に十分余裕をもって出発したので四国に渡ってから豊浜S.Aで仮眠。

朝、早めにS.Aを出発、余り知られていない大豊町を訪ねる。此処には日本一の 『杉の大杉』 が有ります。
若かりし時の美空ひばりが巡業途中でバス転落事故により重傷を負った処でも有り有名でもあります。
まだ夜が明け切らない内に大杉を見て一路高知を目指します。

大豊町 杉の大杉














八坂神社の境内に大杉がある(画面左側)




大杉の別名 夫婦杉とも呼ばれ根本は地中で合着しているそうです


高知県北部に在る大豊町の日本最大の大杉
樹齢は推定約3000年 特別天然記念物 南大杉が幹回り20メートル、樹高約60メートル。北大杉が幹回り16.5メートル、樹高約57メートル。


昭和22年にまだ少女(当時9歳)の美空ひばりさんが巡業で大豊町を訪れた際に、バス転落事故で大けがをされたそうです、そして何日か滞在し
療養が終わり大豊町を離れる時、此の大杉に 日本一の歌手に成れます様にと願掛けをされたそうです。
また、ひばりさんが14歳の時にも再度訪れて願掛けをされたと云われています。其れからは此の大杉は出世杉とも呼ばれる様に成った。

今は、大杉の苑という美空ひばりさんの遺影碑と歌碑が有り其処からはあの、 『川の流れのように』 が流れて来ます。
作詞者はあの有名な 秋元 康さん



桂浜

高知と云えば 『坂本竜馬』 桂浜の小高い丘の上に立つ其の銅像の正面は遥か太平洋を望んでいる。




台座を含めて高さ13,3メートルの竜馬像
(本山 白雲 作)




銅像と同じ高さから見られる特設展望台、高さ13メートルの展望台から





竜馬像から桂浜への遊歩道の絶景ポイント





桂浜全景



五台山公園


『南国土佐を後にして』 このタイトルは民謡から来ています。
かって、戦時中鯨部族の将校の作と言われていますが...?


電波塔










濱口 雄幸 の銅像
四国で初の総理大臣となられた、ライオン宰相とも呼ばれた濱口氏はこの五台山の出身です。

五台山は、西暦724年に僧行基が竹林寺を建立するまでは大島と呼ばれていて、その名は中国聖地の五台山に似ている事からそう呼ばれるようになった。


31番札所 五台山竹林寺


竹林寺 山門





山門をくぐると石段が





五重塔





本堂





大師堂



高知城


山内一豊 の居城

別名 鷹城とも呼ばれ、江戸時代に建造された大手門や天守、本丸御殿が今も其のままに残る数少ないお城です。





一豊の妻 千代と隠し金で手に入れた名馬





山内家の家紋





城郭模型





本丸御殿と天守





高知市内から少し離れた 龍河洞
中に入ると数々の奇怪な鍾乳石、何故かカメラのピントが合わない為
洞内の画像は在りません













今宵の宿、坂本竜馬の生家跡に建つホテルです。
ラウンジには竜馬ゆかりの資料が沢山展示されている。




ラウンジには竜馬ゆかりの...





キリンビールのラベル、実は上半身が龍、下半身が馬だとか...?



安芸 野良時計

明治の中頃、土地の旧家で地主であった畠中源馬氏が自分で作り上げた





今は時を刻む事無く休止中
隣に茶房が有ります




道を隔てた所に半鐘台と消防車庫



室戸岬を回って徳島へ

室戸岬を観光したかったが、折りしも 室戸岬健康マラソン大会が有り見る事が出来なかった。



道の駅 キラメッセ室戸で大会終了まで時間待ちです。

隣には鯨館が有ります。





室戸岬にある2つの洞穴のうち、向かって右は大師が修行をしたとされる神明窟、
左は大師が寝起きをしたとされる御厨人窟で、
御厨人窟には五社神社と呼ばれる社があります。
この地で弘法大師から空海と名を改めたと云われています。


道の駅 宍喰温泉

道の駅 宍喰は温泉利用するには隣に在るモスク風のホテルリビエラで利用。



道の駅 日和佐


かなり大きな道の駅です、足湯もあります。





道の駅から見た23番札所 薬王寺
駐車場には温泉施設もあります。



日和佐城



鳴門に到着


ホテルから鳴門海峡、大鳴門橋を望む




今宵の宿からの眺望です。

旅の最終日、実家の墓参を終えて香川県に、名物の讃岐うどんを食べ一路高松へ、





高松港フェリー乗り場

生憎の天候の為其のままに高松港へ、リタイヤする前には良く仕事で利用した宇高国道フェリーに乗りたくなり
フェリーで宇野港を目指す、当時の様に今は昼夜運行は無くなり、昼間だけしかも便数も半減、赤字運行との事です。
船内は讃岐うどんも食する事が出来たが今は売店のみです。


此処から小豆島や女木島,男木島、直島行きや宇野港行のフェリーが出ている。



航路のブイ




直島付近の港




宇野港岸壁に係留されたフェリー
使われなくなったフェリーの何隻かは東南アジアの方に売却された様です。本州から四国に渡るフェリーも四国3橋が出来たのを最後に
衰退の一途を...今運行されているフェリーもあと何年か後には廃止されるそうですが...。