RZ500R 製作記 その5
2017.01

今回はエキゾーストパイプの製作とタンクカバーの製作です

とは云ってもチャンバーの製作が大変です、2ストエンジンには此のチャンバーの形状でエンジンの性能が大きく左右されます
其処で高速にも中速にも定評のあるイノウエチャンバーをモデルに製作


イノウエチャンバーから実寸を採取




3D CADで図面を作成





切り取ったパーツを根気よく丸めて加工、スポット溶接で
大まかな形状が出来上がる





チャンバーのエキパイ部分をカットしてシリンダー部までの
カーブを造りフランジを結合





NO.2シリンダーのチャンバー結合が上手く行かない





4本ものチャンバーが並列に並ぶと流石にボリュームがありすぎて
綺麗に並ばない...止む無く少しずらした




チャンバーの位置が揃った処でサイレンサーの位置決めです
サイレンサーは市販の汎用品





自作バイクとは言ってもサイレンサーの位置はバイクの美しさに大きく影響...
少しでも優雅に見せる為に位置を細かく調整する
チャンバーとサイレンサーを繋ぐテールパイプにも滑らかな曲線が欲しいのだが...




エンジンが2機くっ付いて居るので少し左よりになったサイレンサー





サイレンサーの微妙な位置と角度の調整





製作初期から登場するタンクカバーはグラスファイバー製
此れも自作





大まかなパーツをセットするとこんな感じです...ネ




大まかなイメージが出来上がった処でチャンバーの仕上げ作業、エキパイ部分やテール部分の溶接、
チャンバーの取り付けステーの製作と防錆作業や作業はまだまだ在る。

その後の進捗状況はまた、次のHPで...!

年内の作業はどうやら此れ位、”16年5月”から製作に入ったRZ500R、齢を跨いで”17年”仕上がるのは何時でしょう...!