08年 『もて耐』
New Machine NSR300
2008.01.03
Racing Trialに します
NSR250を300化!!
NSR250 オーナーズバイブルと言う本を買ってみた。
NSRを300tにしたショップがあり、2年前の本の中では試作段階と書いてあったので早速電話をしてみる。
『あの300ccはトラブルもなく元気で走っています。ただ、ケースの加工やら
ワンオフ部品やらでまだ発売はしていない。この先もかなり難しい』 という返事!!
〜〜〜ガーン〜〜〜
「じゃあ〜、作りましょう!!」
しかし兄はあまり乗る気がない。
「でもネ、これはあくまでも試作であって、その向こうにはNSR600があるんだけど.....」
「!!そうか!!よし、作ろう!!」
と云う事でNSR150のシリンダーを手に入れる。
250乗りなら誰もが知っているタイ.ホンダのNSR150。
そして、ボア、ストロークは54×54.5から59×54.5へとボアしか違わない事。
250と150のシリンダーを比べてみる
長さが少し違いますね
ベースガスケットをケースにあてて見ると、なんとピッタリ。
シリンダーはスリーブの部分、いわゆるスカートサポートの径が太くケースには入らない。
なーるほど。ケースの加工はこれですね。
ボール盤にエンドミルを付けて加工する。
(よい子はぜ〜ったいマネしないでネ!)
削り過ぎは一次圧縮を落とすので慎重にやる、
で、シリンダーはやっぱりピッタリ。
ノックピンもピッタリ。 あとは圧縮比ですネ。
で、そんな事をしている内に海外でNSR300キットを発見!!
ぜ〜〜んぶ、英語なのでよく解らん?。
すごいのはボルトオン!!
シリンダーのスカートサポートの径が削られている様です。
でも250コンロッドではピストン上死点では6mm位シリンダー上面より下がる筈。
どうも、ワイセコのピストンを加工しているみたいだ。
ピンハイトを長いのを使って上死点を合わせているのか?
スカートもバランスを取るため長くしたいだろうが、
クランクに当たる為ピストンに対して、ピストンピンの位置はかなり下の筈!
これは、ダメでしょ!! ボツ!!
NSR150 のピストンをどーしても使いたい!。
では、コンロッドを変えましょう。
で、見つけまして、買いましてえーー、バイク屋さんに
「コンロッド組み換え、芯出し」 を頼む。
その間にケースを加工する。
コンロッドが伸びた事での一次圧縮低下をデブコンで補う。
ポートの段付を修正する、
で、クランクが出来たのでエンジンは完了!
年内の試走は無理だね!!
Reporto By Kazu